ARTICLE INDEX
SORTED BY DATE / DESC- 010
食品ロスの統計を読む ― 461万トンの内訳と、製造業が占める割合
日本の食品ロスは2024年度の推計で461万トン。うち事業系が237万トンで、その中でも食品製造業が110万トンと最大です。事業系と家庭系の内訳、業種別の構成、2030年度に向けた削減目標、そして「食品ロス」と「食品廃棄物」の違いまでを、数字で整理します。
期限管理食品安全廃棄ロス統計・分析 - 009
アレルゲン交差汚染(コンタミネーション)とは?表示ミス・誤投入を仕組みで防ぐ現場管理
アレルゲンの交差汚染・表示ミスは、食品・容器包装メーカーにとって会社の存続を揺るがす最大級のリスクです。微量でも重篤な健康被害につながり、1度の事故で全量回収・ブランド失墜に発展します。特定原材料8品目と推奨20品目、交差汚染が起きる4つの経路、紙のチェックシートと目視で防げない理由、専用ライン・製造順序・洗浄検証・投入前スキャンという対策の階層、見落とされがちな包材・ラベル取り違え、事故時のトレースフォワードが回収範囲を桁で変える理由までを解説します。
食品安全ヒューマンエラーポカヨケ食品製造 - 008
FSMA 204とは?米国の食品トレーサビリティ最終規則 ― CTE・KDE・FTLと24時間ルール
米国FDAのFSMA 204(食品トレーサビリティ最終規則)は、対象食品(FTL)を扱う事業者に、重要追跡イベント(CTE)ごとの主要データ要素(KDE)の記録と、要求から24時間以内のデータ提出を義務づけます。FTL・CTE・KDE・TLC・Transformationの意味、24時間ルールと2年保存、GS1標準、2028年7月への延期までを、FDA公式出典付きで体系的に解説します。
トレーサビリティ食品安全法規制ロット管理 - 007
HACCPの7原則12手順を「仕組み」にする ― 手書き運用の限界と自動化(Hard Interlock)
HACCPの7原則12手順を、各手順・各原則が「どんな役割で、怠ると何につながるか」まで1つずつ深掘りしたうえで、紙・手書き運用の限界(見落とし・後追い記入という性善説の限界)と、システム化(連続モニタリング・自動遮断・改ざん不可ログ)への落とし込みを対応表つきで解説します。HACCPの入門は別記事に譲り、"役割の理解"と"実効性"に絞って解説します。
食品安全現場DX温度管理改ざん防止 - 006
セントラルキッチン・給食の食材開封後管理とHACCP:「開けた瞬間」から始まる衛生リスクを仕組みで制御する
HACCP完全義務化以降、食品・給食の現場で最も厳格な運用を求められるのが「食材の開封後管理」です。未開封の賞味期限は開封の瞬間に前提が崩れます。二次消費期限の形骸化・交差汚染・クックチルの時間管理という3大リスク、大量調理施設衛生管理マニュアルが定める加熱冷却基準、微生物増殖の非線形性、そして開封トリガー型のデジタル管理(理想像のMES/WMS連携を含む)を、公的な出典付きで詳しく解説します。
期限管理食品安全開封後管理温度管理 - 005
なぜ気温で可使時間・賞味期限が変わるのか?アレニウス式と「10℃2倍則(Q10)」で読み解く劣化
接着剤や樹脂の「可使時間(ポットライフ)」から食品の「賞味期限」まで、温度による劣化は経験則ではなく「アレニウスの式」という化学反応速度論と、そこから派生した「10℃2倍則(Q10)」で科学的に説明できます。劣化のメカニズム、加速寿命試験への応用、そして経験則の限界と注意点を、公的なガイドラインの出典付きで解説します。
期限管理可使時間温度管理湿度管理 - 004
フードインテグリティ(食品の真正性)とは?国際規制から読み解くサプライチェーン透明化の要件
食品の安全を担保する概念が世界規模で転換期を迎えています。HACCPによる衛生管理(フードセーフティ)だけでは、国際監査や取引先の要求をクリアしにくくなっています。フードインテグリティ(食品の真正性)の定義、食品安全/防御(TACCP)/偽装(VACCP)の3区別、食品偽装の主な手口、VACCP/TACCPの進め方、米国FSMA204やEUのCSDDDなど国際規制の最新状況、GFSI認証での位置づけ、よくある誤解までを、公的な出典付きで体系的に解説します。
食品安全法規制サプライチェーン認証・規格 - 003
【国際基準CODEX】1993年のHACCPガイドラインから始まった食品安全の進化と「食品の真正性」
世界の食品安全の羅針盤である国際食品規格CODEX(コーデックス)委員会は、1993年にHACCP適用ガイドラインを採択しました。CODEX委員会の役割、規格の種類、WTO・SPS協定で世界標準になる理由、1993年から2020年改訂(アレルゲン管理の強化)までの進化、衛生管理から「食品の真正性(フードインテグリティ)」への潮流、国際監査で問われる原材料トレース、よくある誤解までを、公的な出典付きで体系的に解説します。
食品安全認証・規格食品製造トレーサビリティ - 002
【2026年食品包装規制】PFAS不使用・食品衛生法の新試験が求める「資材トレーサビリティ」
2026年、食品包装をめぐる規制が国内外で立て続けに動きます。EUのPPWR(包装・包装廃棄物規則)による食品接触包装のPFAS制限(2026年8月12日適用)と、国内の食品衛生法・合成樹脂製容器包装の新しい「総溶出物試験」(2026年6月1日施行)。意図的な添加だけでなく製造ラインからの移行や資材ロットの混ざりも許されない新時代に備える資材トレーサビリティの要件を、公的な出典付きで解説します。
トレーサビリティ食品安全法規制在庫管理 - 001
HACCP(ハサップ)とは?製造業が押さえるべき7原則と法規制・管理基準
HACCP(ハサップ)とは、受入から出荷までの全工程で危害要因を分析し、重要工程を連続的に監視・記録する衛生管理手法です。言葉の意味(HA+CCP)、危害要因の3分類、宇宙食に始まる起源、一般衛生管理(PRP)という土台、規模別の基準A・B、2021年6月の完全義務化、7原則12手順、CCPの決め方と5要素、ISO22000/FSSC/JFSなど認証との違い、違反時の罰則、よくある誤解までを、出典付きで体系的に解説します。
食品安全法規制開封後管理認証・規格